あくまで今までが恵まれすぎていただけだという事実

今、そしてこれからのことを考えたときに自分が不幸でどうしようもないって思うときがよくあるけれど、最近わかってきたことは、実はそれは事実ではなくて、むしろそれまでが恵まれすぎていて、その恵みに気づかず、失った時に不幸を感じる。
今日無事にセッション会を行ったのだけど、ふと考えればもっくんとビートルズやるのは今日で最後だろうなって思って。
剛さんとビートルズやることもできなくなった。
これまでは当たり前のように彼らがいて、呼べばいつでも一緒にばかなことやってくれて、それが当たり前だと思ってたんだよな。いざ失うとお先真っ暗だと思ったケド、よく考えればこんなに身近なところにありえないような幸せがあっただけで、実際には彼らみたいな人が身近にいないほうが当たり前だったわけで、それを勝手に当たり前だと勘違いしてただけで、決して俺は不幸なのではないんだな。


そうなんだよ、決して不幸ではなくて、普通の状態なんだよ。それまでが極端に恵まれていただけで。


だからビートルズをやることに関して言えば、むしろ今スタートラインに立った。今まではよちよち歩きだったのを支えてもらっていたけど、これからは自立しないといけない。
新しいビートルズを一緒にやってくれる仲間を探して、新しい居場所を見つけないとな。
もしかしたらB研の新入生でものすごく気の合うやつがくるかもしれないし、それはアビーでありえるかもしれないし、ティブラはちょっとわからないけど、とりあえず前向きです。


個人的には先日青学明大合同ライブの時に出たバンドが出来は良かったと思うんだけどね、まぁあのバンドはビートルズってかむしろウイングスだったなぁ。
個人的な希望としては、ビートルズをやることは「守備位置をきめる」ことで、例えばジョンレノンの役なのだったら、ジョンレノンに関しては任せるからその代わりにその範囲内でエラーしないでかつ他のメンバーとも連携してね、ってこと。野球の守備をイメージして欲しい。キャッチャーはマウンドに立たないし、外野手は通常ベースを守らないでしょ。
同時に自分の守備範囲は自分でなんとかしてほしい。他のポジションについてとやかく言うことは自分が不愉快だし言われる方も不愉快。だったら言いたくはない・・・・みたいなそんな雑談をもっくんとしてたわけなんですw


とりあえず今日をもって一時代が終焉しました。
これからの自分が不幸なのではなくて今まで恵まれすぎていた。
例えるなら、生まれる瞬間傷を持って生まれる人はいない。ほとんどのひとは一切の障害をかかえずに生まれる。
そして生きることは傷がついていくこと。いかにその傷を克服するか、が大事なのであって、傷がつくことを恐れるようなやつは、いつまでも母親の腹の中に篭ってるのと同じことだから。
外の世界に触れて、傷ついてもなお克服しつつ前進する。
今までは腹の中で守られてたね。
これからはそうはいかない。でもそれは不幸なことじゃない、今まで守られていただけなんだ。その事実に気がつかないといけない。