People hearing without listening

tenkabito2007-06-02

今日はいい天気だよね。
ソフトボール大会を控えているので、かっこわるい思いはしたくないので素振りをしたり軽く型を動かしてみたり。今日は早慶戦でもありますね。


あまりにいい天気なので、ベランダでそれとなく音楽を流しながら本を読んでいます。
最近は音楽を研究するつもりで「聴いて」いたけれど、こういう風に集中せずに「聞く」のもいいことですね。
ランダム再生して、たまたま流れたNowhere manはどう聞いても聴いても僕は本を読むことを中断せざるを得ない。
僕たち演奏者は聴くけど、見てくれる人は聞く人だからね。このギャップを考えないと、アーティストとはいえない。
People hearing without listening...(Sound of silence)


(念のため、hearは状態動詞「聞こえて来る」、listenは動作動詞「集中して聴く」ととらえてほしい。)


写真は少し前に話題になった中国の違法コピー遊園地。国営。
最近中国当局は「海賊版の取締りが進んでいる」と言っているが、国営企業レベルでこれで、どうして闇市場に手が回るのだろう。もしくはこれこそ真の敵は味方にある。こんな国で来年オリンピックがあるのかと思うと、少々残念。ニセモノミッキーマウスが開会式のパレードで盛大に出迎えてくれでもしたらそれはそれでおもしろいけどねw


でもね、無類の音楽好きには海賊版CDっていうのはまた違った魅力があるんですよ。
ビートルズのCDって実は公式には全部で20作くらいしかないわけじゃないですか。あれだけ偉大なバンドの10年間がたったの20作ですよ。一週間で聴きつくせちゃうでしょう。しかもその作品は厚化粧が多いわけです。
しかしね、海賊版は、まさに海賊が海でたくさん宝物を取ってくるように、よくこんなものあるなぁってものまで揃ってて、しかも生臭い匂いがするんですよ=編集されていない。
そもそも、こういう音源ってゴミのように捨てられてしまったものでしょう。何て価値のあるゴミだ!