なんら変哲のない世界


試験勉強やってもうこのくらいでいいだろうというところで寝ると実に久々にぐっすりと寝る。
自分の中だけでももう少しずつ事態が沈静化していくことが恐ろしい。


僕にとっては大変な出来事でも、世界中のほとんどは誰も共感はしないし、それどころか毎日と変わらぬ世界のままだ。

携帯の着信音がStarting Overなんだけど、朝これがなったとき、ふとこのプロモーションビデオを思い出す。
ジョンの過去の思い出が映し出される。
あの曲出してすぐにジョンは凶弾に倒れるんだ。まるであの曲は彼の人生の走馬灯。



いかに人生の本質は独りよがりなものかということです。彼の痛みも僕の痛みも誰も彼も本当に同じようには共感っていうのはありえないんですよね。I am he as you are he as you are me and we are all togetherっていうのは幻想なんだ。
僕と彼とあなたとが同じはずがなくって、だからこそ何にも代えがたくって、いや代え「がたい」なんてもんじゃなくって代えられないんだね。
だから一度空いた穴は二度と埋まらない。この穴だけはこれから僕が死ぬまでぽかりと空いたままなんだ。他の事をして、また記憶が薄れてその穴に注意が行かなくなるだけで。






今日は一限と六限が試験でした。一限の経済学は授業にはほとんどでてなかったんでね、はじめのうちは6割くらいしか解けませんでした、正直。
眠気が覚め、さて本気で考えましたよ。授業でなかったんでね、即興で考え何とかまともな解答を出せたので、どうでしょう、Aこないかなぁ。てかこないとこまるね経済系のゼミにいきたいんで。
それから長い長い休み時間でしたが、もう何をするわけでもなくぼーっとしてしまいました。仕方なく何かしなきゃって思って、本屋を回ったり、スキー場しらべたりした。
六限が一回も授業出てない統計。これ難しい。正直あまりよくできなかった。こんなんじゃあゼミ試まで必死にやらねば。


今日はその後、五人で飲みましたね。あまりに食べ物が運ばれるのが遅かったですね。入ったのが七時、でたのが九時でしたが最初に頼んだものが最後までこなかったっていうw


一年前の俺なら確実に切れてたけど、落ち着いていたのは一歩成長したっつうことで。






帰りの電車で初めてビートルズらしい演奏をしたあの909を思い出して、また涙した。