インターネットカフェ

tenkabito2007-02-27



生まれて初めてインターネットカフェに入っています。


というのはちょっとイントロが長くなりますが。
睡眠不足が続いて、家ではまともに集中できず、バンドの練習までまだ時間があるもののリフレッシュも兼ねてさっさと家を出たんですよ。


それで新宿のスタバが個人的に気に入ってるので行こうと思ったのですが、外がけっこう寒いんですよね。駅からスタバまでは若干歩かねばならないのであきらめました。
それで駅近くのバー(そこは「ノルウェーの森」で主人公が緑さんと何度か行ってるところで実在するのだけれど)に行こうと思ったのだけど、この様子だとカクテルなどでは物足りずにウイスキーなどに手を出して収拾がつかなくなると思い、あっさり断念して、憂鬱な中央線に乗る。
中央線で目的地は中野なのですぐに着きますが、時間が夕方だった事もあってかなり混んでました。楽器がヘフナーでよかったよ。
それで中野に着いたんだけど、朝から何も食べてないから、何か食べたかったのだけど、駅前のファストフードだとちょっとあれかなって思って。あれっていうのは自分の自分に対するブランド意識って言うくだらないものなんだけれども。
それで中野の道をほいほい歩くのです。ほいほいというのはゴキブリホイホイの「ホイホイ」のことで、どうやら何かにひきつけられているのを感じたのです。
そう、ここ中野は、日本の中で最もかの「ノーモアロンリーナイト」のシーンにそっくりなのです。それで自分はポールマッカートニー気取りで、コーヒーを飲みながら、ノーモアロンリーナイトを口ずさみたいなと感じ、血眼になってコーヒーを求める。

中野の駅前って個人的にあまり好きじゃないんだ。むしろほんのちょっとだけ歩いた、サンプラザあたりが好きなんだけど、そうするともうサンプラザの中に入ってるわけで、で、前置きが非常に長くなったけれど、目の前にあるインターネットカフェにいるわけ。
420円。まずいコーヒーが飲み放題なので、まぁまぁの値段かな。
これから練習だというのに腹が痛くなるまで飲んでしまったぜ。


話がとびますが、コーヒーってもともとイスラム教徒あたりが酒を禁じられて、その代わりに覚醒するための飲み物として飲まれてたんだよね。確かにコーヒーは一時的に覚醒させる能力がある。
しかし、覚せい剤にしろ同じですが、そもそも「覚醒」っていうのは、使ってはいけない分のエネルギーも使って覚醒するわけなので、どこかでつけがくるんですよね。まぁ今の金融政策と同じですね。量的緩和だとかゼロ金利っていうのはある種「覚醒剤」なんですね。
金利が上がってきましたが。


そんなことを考えながらこうしてパソコンに向かって日記を書いていると、肝心の、そう、もう一度この文章を上のほうに戻ってみるとしっかり書いてありますが、「勉強をする」目的を忘れてしまって、はぁ今日もだめだめじゃないかぁ!!



こんな事書くとお前には無理だと言われそうだけれど、村上春樹の「村上ラヂオ」だとか「村上朝日堂」だとかを読んで、こういう文章を書きたいなって思うようになってね。
なんていうか洞察力が違うんだよね。
一日一日注意深く生きているとそういうおもしろい話が出来る人になれるのかなって思いながら、よし、今からスタジオ行くぞ。