彼女は家を出て行く

お友達の新作ができました。She's leaving homeです。
結構できがいいと思うので、早速三年ティブラで披露したいと思います。
ちなみに慶應の出番はラストとなったので、慶應の皆さん、応援に来てね


mixiの音楽の再生回数って項目あるでしょ。
あれ見れば今誰のどんな曲が人気なのかわかるわけだけど、
音楽ランキングに共通して言えることは、僕はそのランキングを見ていつも、僕は大衆とは違った考え方なんだなと思うわけです。
というより、むしろ大衆と一緒になりたくないという曲がった考えが強いのだろうと思う。
もちろん、僕はえろかっこいい人はビートルズに比べたらまだまだだけれど、それでも彼女は彼女なりにうまいわけで、その結果大衆の支持を得ているわけだろう。それを僕は耳を傾けようとしていないだけだ。
それが正しいかどうかは別として、たまには一般的に人気な歌を聴くのも大事なことだろうと思った。もちろん個性派も大事なのだろうけど。


そしてそれがさらに顕著になるのはずばりカラオケでしょう。
カラオケほど価値観の相違が生む苦痛な時間はないといって過言ではない。
酒の場で自分の興味のない話をするのは聴かなきゃいい。酒を飲んでいればいい。
しかし、カラオケはあの狭い部屋で(大概は)下手糞な、そしてまったく興味の示せない時間をすごさないといけない。これは苦痛だ。
あまり人の価値観を否定したくはないけれど、しかし例えば誰かが知らない曲、特にアニソンを歌い始めたら一緒に拍手できるかと言われれば、もちろん答えはノーだ。いやネバーだと思うよ。
逆に僕としてはビートルズを歌いたいと思うわけだけど、空気を読めば、その逆もしかり。聴き手にとって僕の下手糞なビートルズは苦痛以外の何物でもない。


だから僕はビートルズが好きな人としかカラオケには行かない。正直に言えば適当な言い訳をつけてね。




女の子三人と男が僕一人の集まりがあった。正確には「実際にあった」わけじゃないんだけど、というのも女の子のうち二人が来なかったんだよね。一人はあとで遅れてきたけど。
すると約束通りしっかりきた男女二人はカフェのテーブルで向き合うわけで、僕は女性と向き合うのが大変苦手だ。目のやり場に困るのだ。
それがましてほとんど人間的な興味のある子ではなくてあくまで「仕事上」的な子だと、僕は本当に困る。仕方がないからコーヒーを買って、小説を読んだ。小説に目線を避難させた。
相手からすればこれもまた、二人っきりなのに会話をするわけでもなく本を読まれたら残された私(もしくはあたし)は何をすればいいわけ?って思われるかもしれないけれど。


概してこういうときの、会話の盛り上げ役としての女性の役割は大きい。僕は特別に親しいと感じている友人を除けば自分からは話しかけないような人間なので、相手から話しかけられることを望んでいる。しかし一方で話しかけられたときの内容が自分にとっておもしろくなければ非常に鬱陶しく感じる。このときは後者だった。
とりあえず僕がとる手段は、女性の会話はあくまで内容云々ではなくて、実際の意義の多くはただかまってもらうことであると思っているので、しっかり聞いてるつもりではある。おかしいと思っても否定はしない。ただ一方的に話してくるだけで僕の意見などは求められてないのだから。そういう考えもあるんだなと、視野を広げる程度の器量を持って応対する。
しかしこんな会話がおもしろいはずもない。というか厳密的には会話ではない、僕はただ聞いているだけだ。話し手にも本質的には内容がからっぽなのだ。ただ二人の間の空気が振動しているだけなのだ。

相手にいささかなりとも興味があれば僕はあえて媚びたりはしないで相手の話に反論を加えたりするのだが、そういう男は「理解のない」男とみなされるのだろう。
だから男は好きな女に好かれるのが難しい。好きじゃない女に好かれても、まぁそれはそれで嬉しいけれど、とりあえず、好きな人に好かれることの難しさは、少なくとも僕に関する場合、以上の理由も大きな要素であると思う。





それはそうと、せっかくmixi復活したのに、知り合いのくせして足跡だけのこしてマイミク申請しないのは気まずいだろ!積極的に申請してくれよ!僕だってきまずいんだ!
あと紹介文は寂しいのでぜひ書いてね。